2011/10
No.114
1. 巻頭言 2. inter-noise 2011 3. 第14回エレクトレット国際会議 4. メトロノーム
  5. 補聴器 リオネットロゼ II

    <会議報告>
 inter-noise 2011


 日本での開催は久しぶり、参加登録や会場案内など、海外では当然の様に受けているサービスも、顔見知りの実行委員の方々が親身にお世話くださった姿を思い出し、あらためて感謝申し上げたい。初日の Session Chairs’Dinner では、同席した外国人は皆、日本的で優しい雰囲気作りに感激していた。自身の主催するセッションに12編もの invited paper を集めながら、原発事故以降、参加者を4人にまで減らしてしまったフランスからのOrganizer が、日本の料理はうまい、特に肉とエビがうまい、と次々たいらげる姿は印象的であった。
 各発表会場で鳴り響く Time share のベルの音には、余韻を手で静止する様子が聞き取れるなど、まさしく手作りの国際学会を感じさせ、聴衆と発表者双方に向けられたPCの機能的な画面も、我が Session ではひとしきり話題となった。また、会期初日に ISO meeting をお世話せねばならず、Coffee break meeting と銘打っていたワーキング主査からの要請に、急遽立派な会議室を用意いただいたばかりでなく、Power point で説明したいというメンバーからの申し出にプロジェクターの準備まで対応頂いた。御陰様で、会議はfriendlyにまた有意義に進行し、様々な情報交換ができた。終了後、私が代表で主査からの感謝の気持ちを頂いてしまったが、帰りの飛行機の中で会議のメモを無くしてしまったという Liverpool の彼と、議事録作りのためにメールのやり取りをしながら、本原稿を仕上げている。
 例によって、自身の発表はというと、スライドは前日、発表原稿は当日の朝出来上がるといった体たらく、うまく行くわけがない。激励の言葉と−40 ℃でも測定できないのか、の質問があったが、改めて会場にいた方に聞いてみると、Chairman でもある彼が、Queen’s English で盛んにフォローしてくれていた。感謝、感謝。質問といえば−40 ℃について聞いた方は、米国の航空機メーカの研究員で飛行機の窓には広範な温度性能が要求されるとのことで、名刺交換をさせて頂いた。
 お酒が入ると話しやすくなると云うのは我々だけではないようで、Welcoming Reception, Banquet, Closing Reception と多くの方とfriendlyに話し合える機会がもてた。これも実行委員の方々のさりげない雰囲気づくりが功を奏したのであろう。特にチンドンヤの行列に導かれて Reception room への導入は、海外からの参加者ばかりでなく我々にとっても、その後の会場の盛り上がりを予感させるものであった。
(建築音響研究室室長 吉村 純一)

開会式での雅楽演奏

 

 第40回国際騒音制御工学会議inter-noise 2011 - Sound Environment as a Global Issueを振り返って思うのは、“Noise Policy”,“Noise Management”, “Strategic Noise Maps”, “Public Health”など騒音に関する政策や管理、騒音低減に向けた戦略(計画)、騒音と健康(公衆衛生)に関する多くのセッションや基調講演が行われたことである。昨今、日本でも騒音政策や騒音マップの作成と利用、騒音による健康影響の問題などを議論する機会が増えてきているが、これらのセッションを開催することで欧米各国など諸外国の状況を知ると共に、情報交換を行うなど有益な場になったのではないかと思う。また、先進国だけではなく、発展途上国や新興国における騒音問題を対象としたセッション“Workshop for International Consortium on Noise Issues in Developing and Emerging Countries”もあり、騒音問題を様々な角度から見ようとする意図が感じ取れた。
 ただ、個人的に残念だったのは、音環境を地球規模の問題として捉えることを謳った国際会議の中で、“Tire/Road Noise”を冠したセッションに代表される道路交通騒音や“Airport Noise Modeling and Monitoring”、“Balanced Approach of Airport Noise”などの航空機騒音のセッションと比べて、鉄道騒音が環境騒音(Railway - Environmental Noise and Vibration)、車内騒音(Railway - Vehicle Interior Noise)の2つのセッションのみで、発表件数が少なかったことである。
 ちなみに自身の発表では、今回、鉄道騒音のセッションで「高周波音の現場調査および聴感実験に関する研究」、防音壁のセッションで「台車騒音に対する遮蔽効果の数値計算に関する研究」の2件を口頭発表するという無謀な挑戦を試みた。発表自体は2件とも何とか終えることはできたが、共に最終日の発表に割り当てられたため、3日目の発表終了のその瞬間まで緊張状態が延々続くという「針の筵」会議だったというのが率直な感想である。質疑応答は、鉄道騒音のセッションで十分な回答ができず悔しい思いをしたが、防音壁はセッション後に質問者の一人と最後の基調講演の直前まで議論ができ、色々と貴重な意見を貰えたのが大きかった。
 さて、次回 inter-noise 2012のテーマは“Quieting the World’s Cities”(世界中の都市の静穏化)である。この会議のテーマに沿ってどのようなセッションを企画するのだろうか。来年の参加者にはその辺りも見てきてもらいたいものである。
(騒音振動研究室 廣江 正明)

 Vibration Evaluation(振動評価)に関する講演では、4つのスペシャルセッションが用意された。TS-9において3日目と最終日の2日間に亘り、SS 46 Effect of Vibration on Human 12件、SS 47 Psychological and Physiological Effects of Vibration 5件、SS 48 Multi-modal Sensation or Vibration Evaluation and Multimodal Interaction 5件、SS 49 Standardization of Human Response to Vibration 9件の合計31件の講演があった。また、最終日にラフバラー(Loughborough)大学(英国)の Neil J. Mansfield 博士による Protecting people from vibration(手持ち工具からの手腕振動障害および乗り物による全身振動障害の防止)に関する基調講演があった。
 私が参加したSS 46の前半では、地盤振動(公害振動)に関する内容のものが6件で国内からの講演であった。後半の6件およびSS 47からSS 49での講演のほとんどは、乗り物(自動車や船、ヘリコプタ)の振動障害や乗り心地などに関する講演、手腕振動に関する講演であり、半数ほどが国外からの講演であった。道路や鉄道、建設工事などに起因する振動が地盤を伝搬することによる建物内での全身振動影響に関する講演は少数であった。建物内での振動評価方法は、ISO 2631シリーズその他において国際的に規格化されてはいるが、我が国のみならず、英国、米国をはじめ、欧州各国に様々な規格があり、それらの国での現状や考え方についての講演がなかったことは残念であった。私の講演内容は、建物内での振動計測手法と戸建て住宅の振動特性(主に家屋による振動増幅)に関するものであった。時期が時期だけに「家屋が振動を増幅してよいのか」と、議論があらぬ方向に向かわぬか心配ではあったが、出席者には建物内の人が停留する場所において並進3方向の振動計測と評価の重要性を理解頂けたものと思われる。ノルウェーからの出席者から、後に強い同意を頂いた。
 振動評価の分野は、全身に暴露される振動の評価と頭や手の平、指先などの部位別の振動評価に分かれるほか、健康被害(建設機械や振動工具のオペレータの振動障害)、快適性(乗り心地)と振動知覚(建物内でのアノイアンスも含む)では、計測器一つとっても異なるものを使用しているなど、多岐にわたる。セッションおよびプログラムの構成をされた方々のご苦労には、頭が下がる思いである。招待講演に名を連ねさせて頂いておきながら、これといってお役に立てなかったことをこの場を借りてお詫びする次第である。
(騒音振動研究室 平尾 善裕)

 “Thank you.”という言葉は不思議な力をもっていると思う。実は今回、英語力など持ち合わせていない私が、セッションの座長を任された。進行に必要な定型文はメモしておいたものの、心中どきどきしながらそのセッションに臨んだ。しかし、気の利いたことはもちろん言えないので、“Thank you.”を連呼していたように思う。そうすると案外発表は進んで行く。不思議なものである。
 今回の inter-noise で感謝している点は、私が興味のある「吸音・遮音」や「音響材料」に関係するセッションが多く、有意義であったことである。セッションのタイトルを挙げれば、
“Sound Absorption Materials and Technology”,
“Materials and Structures for Noise and Vibration Control”,
“Insulation of Air-borne and Structure-borne sound”,
“Prediction of Sound Transmission in Buildings”,
“Lightweight Constructions and Systems” 等である。
 特に、昨年開催されたinter-noise 2010よりも、吸音や音響材料についての発表が多かったという印象がある。例えば、粒状のエーロゲルを固めた材料の吸音特性を、端部の反射音を避けるために、64 mもの音響管を用いて計測しているもの。“Green wall”に使用する多孔質な植栽基盤の吸音率に関する検討では、基盤そのものも吸音率をもつが、植物が植えられているとさらに吸音率が向上するそうである。この発表では、沢山の植物がスライドに登場し、大抵グラスウールやせっこうボードの写真ばかりみている私には、憩いの瞬間だった。
 遮音に関しては、二重壁の低域共鳴透過を低減するために、二重壁を構成する両面材を弾性材料で結合するという発表があった。二重壁の遮音性能の向上には、両面材をなるべく独立に配置することが必要であると考えられるが、逆転の発想でおもしろい試みだと思った。私が座長を務めたセッションにおいて、寒天と液体を用いたパネルの遮音性能に関する発表があったが、発表者が現れず、非常に残念であった。
 最後に、今回の会議で印象に残ったことをひとつ。耳にはイヤホン、腰にはトランシーバの実行委員のみなさんが会場を走る(または、歩く)姿が非常に格好良かった。当日の会議運営はもちろんのこと、それまでの準備においてたいへんなご苦労があったと思います。本当に、「ありがとうございました」。
(建築音響研究室 杉江 聡)

 今回の inter-noise では、実行委員として運営に携わった。事前準備では、ウェブサイト経由の参加登録および論文PDF提出の受付を主に担当した。イベント運営会社のデータベースを操作して登録状況を管理し、申込者の質問や要望に対応する役割であった。参加費の支払に関する申込者とのやりとりには苦労した。特に、“Additional paper fee”という割引制度がやや複雑だったため、解釈(すなわち支払額)をめぐって感情的な文章のメールが送られてくることもしばしばあった。また、データベースの構成が音響学会の研究発表会などのシステムと大きく異なったため、概要集や論文集を編集するためのデータ整理に少なからず時間を費やした。今となってはよい思い出である。
 会期中は、参加受付カウンターの責任者となった。事前登録で苦労したため、現場でも支払いに関するクレームの嵐にさらされるのではないかと思うと、カウンターに座る前は非常に気が重かった。しかし実際に受付を開始すると、未払いの事前登録者からの会費徴収は順調に進み、大きなトラブルはなく受付業務を完了することができた。カウンター内でスムーズな流れを作ってくれた運営会社スタッフ、学生アルバイトの皆様に感謝したい。また、当日登録者の数が想定よりかなり多かったことは、財務的に大変喜ばしい誤算であった。
 とてもチームワークのよい実行委員会に参加でき、貴重な経験をさせていただいた。開会前日、1000個のバッグに概要集と DVD-ROM を詰める作業に、著名な先生方も含む実行委員全体で取り組んだ光景は忘れ難い。
 受付カウンターが一段落した最終日、遮音壁に関するセッションで発表し、座長も担当した。発表の内容は、沿道の遮音壁を超えて伝搬する道路交通騒音が大気中の屈折の影響を受け、遮音壁背後におけるLAeqに昼夜間で数dBの差が生じることを試算したものであった。予定より短い時間で話し終えてしまったため、質疑の時間が長く、多くの質問とコメントをいただいた。単純化した簡易予測のみの基礎的な検討ではあったが、興味を持ってもらえたと感じた。ただ、座長としての司会進行、また自分の発表の質疑における対応がうまくいかず、毎度のことながら、英語力の不足を反省した。
(騒音振動研究室 大久保 朝直)

 inter-noise への参加は2回目で、前回(inter-noise2007,イスタンブール)は初日に発表が終わり、いち早く緊張感から解き放たれたが、今回は3日目(しかも午後)だったため、緊張感を持続し、前回の教訓から体調管理にも重点を置かねばならず、真面目に3日間講演を聴いた。初日、2日目は固体音(制振、放射)、吸音、建物内の固体音伝搬、遮音のセッションに参加した。
 3日目は床衝撃音のセッションが午前午後にわたり全14件、そのうち7件は日本人であった。海外の7件中2件はキャンセルという事もあり日本人が多かったため、司会の Zeitler(カナダ)が質問は簡単な内容にするよう促したり、発表者のために講演前に水を注いで勧めたり、終始和やかな雰囲気で進行してくれた。ただし、本人の発表(代理発表含めて3件)は早口で英語は全く分からなかったので、図とグラフをみながら内容を理解するのが精一杯だった。
 私は建築廃材から作った調湿用の木炭チップを吊り天井に入れると床衝撃音遮断性能が改善するという内容の発表をした。質問は3つあり、ここでも簡単な内容でと念を押してくださったので3つとも内容は理解できたが、英語で答えるのはまた話が で困惑した。特に Zeitler の「木炭が水を含むと床衝撃音遮断性能が変化するのか」という質問に対して、「重さが重要なので重くなれば性能は良くなる」と思いつく限りの単語で答えたが、果たして湿気を多く含んだとして、性能が変わるぐらいの重量(1.5倍や2倍)になるだろうかと思い、セッション終了後、「やっぱり大して変わらない。良くなったとしても僅かだ」と説明した。外国人が少なかったためか、あまり調湿木炭については興味を持ってもらえなかったが、建築研究所の平光さんが木造住宅の天井で実験したいとおっしゃっていたので、それを起点にまた広まってくれればと感じた。
 外国からの発表はカナダ3件、デンマーク1件、台湾1件であった。私が現場で理解した限りでは、
 ・構造ごとのボール落下高さと床衝撃音のアノイアンスとの序列の非線形性について
 ・時間重み特性Fで測定した重量床衝撃音の受音室パラメータ(吸音、容積)による補正、規準化の検討 
 ・コンクリート躯体と木造躯体及び各々に同様にコンクリートを増し打ちした場合の性能(空気音、床衝撃音、駆動点インピーダンス)の比較検討 
 ・床板からの歩行衝撃音が点放射(軽構造)か 放射(重量構造)かで聴感上変化があるか
 ・二重床のスラブへの衝撃入力のモデリングの検討
 といった内容であった。
(建築音響研究室 中森 俊介)

 3回目の国際学会参加で、今回はポスターセッションでの発表に挑戦した。私は初日の午後にポスターを掲示し、ランチタイムとコーヒーブレイクの間の2回に分けて計2時間、説明の時間が割り当てられていた。発表内容は、2年前のインターノイズで報告した「折り紙インパルス音源」を、現場の遮音測定に適用した場合の精度に関する検討であった。前回、オーラルの発表ではなかなか細かい内容まで伝えられず、不完全燃焼だったという思いから、深い議論ができることを期待してポスターを選択した。しかし、いざ説明のためポスターの前に立つと、最初の30分が経過しても、全く足を止めてくれる人がいない。このまま誰とも議論することなく終わってしまったらどうしようと、予想しなかった展開に焦りを感じ、気分転換に他の発表者の様子を見ることにした。一周して戻ってくると、私のポスターを見てくれている人がいた。早速話しかけてみたところ、説明を聞いてもらうことができた。なるほど、ポスターの前で仁王立ちしているだけでは、もともと興味があって聞きに来てくれた人以外はなかなか足を止めてはくれないようだ。面白い発表はないかなと、通りがかった人を捕まえるためには、ちょっと離れたところで様子を伺い、自分の研究に興味がありそうに見えたらすかさず話しかける、という作戦が良いらしい。そんなちょっとしたコツをつかんだ後は、あまり人が途切れることなく議論を交わすことができた。人が人を呼ぶ、というのはあるようで、1人に説明していると、気が付くと2〜3人に囲まれている、ということもあった。たくさんの方に興味を持って頂けるのは大変ありがたいことなのだが、複数のネイティブが集まると、話すスピードが格段に上がり、自分だけ議論についていくことができず、悔しい思いもした。結果的には、2時間で10人を超える方々に、私のつたない英語に付き合って頂いた。最初はどうなることかと思ったが、文法がでたらめでも、単語の羅列であっても、意外に伝わるんだなぁ(本当のところは不明だが)という、実感を得ることができたのは収穫であった。英語が苦手でポスターセッションを敬遠している人がいたら、是非一度挑戦してみることをお勧めしたい。
(建築音響研究室 豊田 恵美)

口頭発表会場

ポスター発表会場

 

 今回、初めてセッションオーガナイザと座長を務めた。「Long-range Propagation of Impulsive Noise」という、主に砲撃音など衝撃性の強い音の長距離伝搬に関するセッションを担当し、Invited 7件、Contributed 3件の計10件で構成することができた。国内ではこの分野の研究者は限られてしまう状況の中、発表者に限らず各国の方にセッションに参加していただけ、活発な議論も成され、まずまず成功だったのではないかとホッとしている。話を聞いてみたいと思っている研究者をInvited という形で集めることができるというのは、セッションオーガナイザの役得といえるのではないかと感じた。セッションの進行では、自作の“決まり文句集”を見える位置に置いていたものの、覚えきれていない言い回しは使いこなすことができず、「Any questions ?」を連発するばかりになってしまったのが心残りである。
 印象に残る発表が幾つもあったが、その中でも屋外音響伝搬に関する Keynote Lecture と可視化に関する Plenary Lecture は特に印象的であり、その分野の第一人者の話はやはり興味深かった。Keynote では、屋外音響伝搬に影響を及ぼす気象条件が簡潔に分類され、気象条件とその音響伝搬への影響、それを予測するための解析手法を1セットとして体系的に整理されており、大変興味深くまた良く理解することができた。Plenary では、マイクロホンアレー計測に基づく可視化技術が紹介された。「マイクロホンアレーで計測される音響信号は同じでも、可視化の際に使用する Basic function が異なれば可視化される像は全く のものになる」という説明は印象的であった。可視化は強力なツールであり、画像を見せられると疑う余地が無いと思ってしまいがちであるが、基本的なことを理解した上で見ることが重要であることを認識させられた。今回、企業展示ブースでは、計測器メーカ各社がマイクロホンアレーを展示していた。同じ音源に対して各社のアレーを用いて可視化した結果を比較してみたいと強く感じた。
 研究発表会場以外では、今回初めて Chairs’Dinner に参加した。発表や質疑応答では事前に原稿を用意できるため、少しは言いたいことが言えるようになってきていると錯覚を起こしていたが、このような場での会話となると、まず話題が何かを理解するところから難しく、発表会場でのやり取りとは明らかに違う会話のスピードに気後れするばかりで、改めて英語・コミュニケーションの難しさを認識させられた。ここでは、オランダからの参加者に富士山の魅力について日本人の私の方が色々と教えてもらった。また Closing Receptionでも、日本の良さについてドイツからの参加者に「治安が良く、景色も良く、歴史もあり・・・」等、数々の褒め言葉を列挙していただき、「海外になんて行きたくならないだろう」とまで言われた。いくら日本の良さを挙げられても、国際学会では海外に行きたいという気持ちは変わらないが、外国から来られた方に日本を褒めてもらえたのはやはり嬉しかった。
(騒音振動研究室 横田 考俊)

閉会式からクロージングレセプションへ

 

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