2019/1
No.143
1. 巻頭言 2. inter-noise 2018 3. 聴覚検査結果支援システム メディレポ  
   

       <会議報告>
  inter-noise 2018


山 本 貢 平,廣 江 正 明,土 肥 哲 也,
横 田 考 俊,横 山 栄,小 林 知 尋

 inter-noise 2018(第47 回国際騒音制御工学会議)は8月26 日(日)〜 29 日(水)の間、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ市で開催された(図1)。会場はシカゴのダウンタウンで、シカゴ川とミシガン通りの交差点から北側にあるホテルマリオット(Chicago Marriott Down Town Magnificent Mile)であった(図2)。小林理研からは山本の他に廣江、土肥、横田、横山、小林の合計6名が出席した。

図1 シカゴ高層ビル群
中央は92 階建ての「トランプ・インターナショナル・ホテル&タワー」

図2 会場のホテルマリオット


 山本は、開催日前々日の24 日(金)に現地入りし、翌 25 日(土)の13 時から開かれたI-INCE 理事会に出席した。今回はアジア・パシフィック地域のDirector-at- Largeとして4回目の出席である。理事会ではI-INCEの事業報告と決算報告が行われ、その他、I-INCE総会に諮 る議案の検討が行われた。少しトピックを拾うと、まず中国が加盟国としての会費を近年支払っていないと報告された。このままでは中国は議決権のない関連会員に格 下げされるであろう。次に、CSC(Congress Selection Committee)からの報告があった。2021 年はinter-noise の第50回開催という記念すべき年に当たるため、第1回開催の地であるWashington DCで開催すると発表した。今回はPan American 地区の担当であるので、北アメリカ(USA)と南アメリカ(Brazil)が協力して組織運営を行うこととなった。このほか、inter-noise 開催を円滑に行うためのガイドライン見直しの報告があった。
 26日(日)の公式行事として、まず13時30分よりI-INCE 総会が開かれた。日本音響学会を代表して尾本 章氏(九大)、INCE/Japan を代表して石田康二氏(小野測器)が出席した。この日、Pan America のDirector-at-Large の選挙があり、カナダのStuart Bolton 氏が選定された。
 次に、Opening Ceremonyでは、実行委員長のCharles Moritz氏、INCE/USA会長のSteve Marshall氏が歓迎の挨拶を行い、I-INCE 会長Marion Burgess 女史が開会宣言を行った(図3)。続いて、Patricia Davies 女史から Young Professionals Congress Attendee Awardees 2018 の発表があった。この賞に19人が選定されたと報告があり、この中に若手日本人が2名入っていた。このあと、 The Alex Murphy Quintet のピアニストが、JAZZ というアメリカで始まった音楽について実演を交えて解説したので、会場に和やかな雰囲気を作り出した。引き続き Plenary Lecture に移行し、Barry Marshall Gibbs 氏が、「Structure-borne sound in buildings: Application of vibro-acoustic methods for measurement and prediction」と題する講演を行った。18時からはWelcome Reception が開かれ、友人たちとの久々の再会を祝した。 19時30分からは座長ミーティングが行われ、会議の進行についてのインストラクションが座長に与えられた。

図3 オープニングセレモニー会場


 翌27日(月)から3日間、14 の会場に分かれて分野ごとの研究発表が行われた。今回の会議テーマは「Impact of Noise Control Engineering」である。いつものように交通騒音関係(航空機、鉄道、道路)のほか、建築音響、機械騒音、環境騒音、風車騒音、騒音地図関係など、バラエティに富んだ内容であった。一方、機器展示は28日(火)の午前から、会場7階フロアの広いスペースで始まった。展示には81社(内77社が企業)が参加し、同じ場所でコーヒーも提供されたので、終始大賑わいであった。
 28日(火)の夕刻には、バンケットが開かれた。場所は送迎バスで約20 分のシカゴ科学産業博物館(Museum of Science and Industry, Chicago)であった。いつもとは異なった趣向であり、科学展示や体験ツアーを楽しみながら地ビールと料理を楽しんだ(図4)。


図4 バンケット会場となったシカゴ科学産業博物館
下は館内「A Mirror Maze(鏡の迷路)」


 最終日、29 日(水)の16 時30 分から閉会式が行われた。参加者の統計は披露されなかったが、開会前の発表では参加登録者数952 名とされている。国別ではUSA がトップで約355名、2位は中国で約125名、3位は日本で約104名であった。一方、論文数は686件と報告されている。Closing Receptionではワインを片手に、来年Madrid での再会を約束して別れた。
(理事長 山本貢平)

 inter-noise 2018 が開催されたイリノイ州シカゴは、ニューヨークやロサンジェルスに次ぐ人口を有する米国第3位の大都市で、古い石造りの巨大な建築物と近代的な超高層ビルが林立する、正に「摩天楼」という言葉がぴったりの街である(図5)。今回、「高速鉄道から放射される高周波音の聴感実験」の成果を発表するため、テクニカル・セッションの中から相応しい部門を色々と探したが、色々と迷い悩んだ末に、inter-noise 2011(大阪開催)の時と同じくRailroad Noise の中の「High Speed Rail Noise and Vibration」を選択した。この高速鉄道の騒音と振動のセッションには全部で7件の研究報告があったが、うち3件が日本からの発表(発表順に鉄道総研の川口氏、JR 東日本の明見氏、小林理研の廣江)で、日本の新幹線鉄道に係る話題が多いセッションであった。 Railroad Noiseは女性座長が一人で切り盛りしていて非常に大変そうに見えたが、誰の発表に対しても必ず質問をする彼女が作り出す雰囲気が良かったのか、会場からも多くの質問やコメントが寄せられ、各研究報告について活発な議論が交わされた。お蔭で質疑応答には大変苦労させられたが、各研究報告の質疑応答の様子から、達成度だけでなく問題点を知り得たことを踏まえると、とても有意義なセッションであったといえる。

図5 会場から見た周辺の街並み


 今回のinter-noise では自身の発表セッションである Rail Noise の他に、超音波(Ultrasound / Ultrasonic noise)を含む非常に高い周波数の騒音に関する研究報告やNoise and Healthに関するセッションを中心に海外の研究報告を聞いて回った。高速鉄道に関する日本以外からの研究報告はイギリス、中国、韓国、台湾から各1件ずつで、防音壁周りにおける空力現象から列車走行に伴う地盤振動まで研究対象は様々であるが、予測計算や数値解析などの計算手法を駆使した成果がほとんどであった。また、自身の研究テーマである「非常に高い周波数の騒音」に関係した発表の件数は4件と少なかったが、高速鉄道に係る日本からの研究報告以外に、欧州(ドイツやポーランド)から産業機械を対象とした超音波の計測技術や労働騒音における超音波のリスク評価の報告があった。欧州における本研究の位置付けの高さを垣間見ることができた意義は非常に大きく、今後の研究の進め方に反映してきたいと思う。
 次回のinter-noise 2019は、今回の開催日程より2ヶ月以上早い6月中旬(16 日〜 19 日)に、スペインの首都マドリッドで開催される。欧州での開催であれば高周波音に係るセッションが組まれるかもしれない。次回の参加者にはその当たりをぜひ見てきてもらいたい。
(騒音振動研究室長 廣江正明)

 私は、超低周波音源の位置を特定するためのマイクロホンアレイ配置について、市原ぞうの国で実施したフィールド試験結果をポスターで発表した。ゾウは、20 Hz付近の低周波成分を含む声でコミュニケーションをとっていると考えられている。人間は、この帯域の音を知覚し辛いため、複数のゾウの中で発話したゾウを特定するにはマイクロホンアレイが有用である。私の発表は、音源を囲うようにマイクロホンを配置するアレイが有用である、という内容であった。20 人弱の方々から様々な質問やコメントを頂いたが、大半は「ゾウが低周波音を発しているとは知らなかった。面白い」というものであった。ゾウの低周波音研究は、開催国アメリカでも昔から行われているようだが、本会議に参加した研究者には知られていないようだった。他には、本提案手法と音響ホログラフィとの違いや、ゾウ以外の音源への適用の可能性について質問があった。提案した音源推定方法は、工場における低周波音源や、未知の低周波音源に対して応用が可能であり、今後ゾウ以外の音源についても調査を試みたいと感じた。
 今回の会議では、私の研究対象である「低周波音」に特化したセッションはオーガナイズされず、合計11 件程度の低周波音に関する発表が様々なセッションで個別に行われた。
 Industrial Noise のセッションでは、ペンシルベニア州大学のTyler Dare氏らが、ボイラーから発生する9 Hzの超低周波音とその高調波に対して、調査結果と対策事例を報告していた。大型ボイラーの壁面振動を面的に計測することで音源性状を把握し、また、燃焼条件と低周波音の関係をつかむことで発生メカニズムが熱音響共鳴であることを特定した。音源対策としては、stack damper と呼ばれる空気の流れを抑制する装置をボイラー内に取り付けることで低周波音が低減したとのことであった。 Noise Policies and Regulationsのセッションでは、ドイツ環境局のChristian Fabris氏が、低周波音の計測と評価に関するドイツ工業規格DIN 45680 の改定作業について報告していた。このDIN 45680 は、1997 年から住居内低周波騒音の計測・評価を対象として存在している規格である。2003年から15年間に渡り改定作業が進められているものの、様々な経緯により未だに完成していない。この報告では、改定作業の経緯や、最新のThe third revision draftの内容について説明していた。対象の音が低周波音であるかどうかを判断する目安であった「A特性とC特性の音圧レベル差 > 20 dB」などの当初の規格内容が除外されていたり、聴覚閾値との比較をしなかったり、100 Hz 以下のA特性音圧レベルを基本として時間・周波数特性を考慮して評価値を決めたりするなど、今後、我が国において低周波音に関する評価や基準などを検討する際に参考にすべき内容であると思われる。
 Classic Papers Student Paper Competition のセッションでは、パデュー大学の学生 Weonchan Sung 氏が、Broner 先生などによる低周波音に関する昔の調査研究などをダイジェストで紹介していた。その中には、当所の時田名誉研究員らによる研究結果も引用されており興味深かった。
 その他の低周波音の発表は、風車の純音性、ダクトの低周波音、残響室における低周波音の残響時間計測方法など多岐に渡る内容であった。この中でも低域における残響時間の研究方法ついての研究は、近年のinter-noiseでは毎回発表がみられる。吸音・遮音性能を低域まで把握するニーズが増していると推測される。
(騒音振動研究室 土肥哲也)

 ニューヨーク、サンフランシスコに続き、米国開催のインターノイズに3回連続で参加することができた。米国開催では、航空機騒音に関わる人が多く参加する傾向があり、今回も航空機騒音に関して5つのセッション、合計39 件の発表がプログラムされ、渡航前から楽しみであった。また今回は「Aircraft Exterior Noise」のセッションオーガナイザを務めることとなり、かねてから交流を深めたいと思っていた研究者に直接 Invite を出すことでそのきっかけを作ることもできた。 楽しみに参加したとはいえ、やはり発表は緊張するもので、それに加えて座長も行うということで、セッション当日は緊張の極みであった。ともに座長をされたドイツ航空宇宙センター(DLR)のCarsten Spehr氏は座長経験も豊富で、セッション開始前の少しの時間で交わした雑談をもとに発表者を紹介したり、質疑の際には議論の先駆けとなる質問やコメントをしたりするなど、隣で見ていて大変勉強になった。図らずも午後から私一人で座長を務めなくてはならなくなったが、すぐにSpehr 氏をまねてうまく座長を務めるというには到底実力不足であり、ぎこちない進行になってしまった。そのような状況の中、JAXAの高石氏には、会場からの質問やコメントにより議論を盛り上げていただき大変助けられた。 数多くの興味深い発表の中でも、スイス連邦材料試験研究所(EMPA)のFelix Schlatter 氏の発表はチャレンジングで大変興味深かった。航空機騒音の予測では、計算負荷が莫大になること、および上空から直接地上の観測点に音が伝搬する状況が多いことから、通常、地上の建物による反射や回折の影響は考慮しない。Schlatter 氏の発表では、具体的に空港周辺の市街地の建物情報を予測計算に入力し、道路交通騒音の予測と同様の手法を用いて建物の反射・回折の影響を考慮したケーススタディ例が示された。建物の影響により、騒音暴露コンターが市街地内で複雑に変化し、また観測点で得られるレベル波形が滑らかな山型ではなく、急に立ち上がるあるいは落ち込む様子が示され(音圧レベルがジャンプすると説明された)、会場からは実際に市街地で測定を行うと同様の現象が生じることがあるとコメントがなされた。日本でも市街地における予測をどのように行うべきかという議論がちょうど出ていたこともあり大変興味深かった。 Schlatter 氏からは、ケーススタディの範囲(約500 m 四方)だけでも莫大な計算負荷がかかっており、空港周辺全体を計算することは現時点では到底不可能とのコメントもあったが、計算機能力の進歩速度を考えれば、そう遠くない将来このような計算が実用的に可能になると思われ、それに向けた検討を自分達でも進めていかなくてはと改めて考えさせられた。 会期終了後、これまでは市内観光を行うことが常であったが、今回はNAA の尾形氏の尽力により実現したシカゴ航空局との情報交流に同行させてもらった。シカゴのオヘヤ空港では、騒音対策として計画的に週毎に使用する滑走路を変更していることや、エンジンテスト用に建設された防音ハンガーの仕様、住宅防音工事の現状等、現場担当者から直接話を聞くことのできる大変貴重な機会を得ることができた。次回以降も開催地周辺の空港へ訪問するような機会が得られれば、ぜひ参加したい。
(騒音振動研究室 横田考俊)

 今回の会議でも、建築音響関連の発表は100 件近くあり、床衝撃音18件、多孔質材料(MPPを含む)18件、遮音8件、測定・測定法21 件、予測法18 件、ケーススタディ16件等、非常に充実した内容で、発表者の国籍も欧米諸国他、日本や中国をはじめアジア地域からの発表も多く各セッションで世界各国からの研究成果が発表されていた。建築音響に限らず、また毎年の事であるが、国や地域によって文化的、社会的背景が異なり、建築様式や周辺環境も異なることから、音響的な問題点も様々で興味深かった。
 発表は風車騒音のセッションで行った。アメリカ、イギリス、ドイツ、韓国、日本から各1件の他、チリからは2件の発表があった。欧米諸国では、すでに各国で風車騒音に関するガイドラインが制定され、運用されてきており、また、今年10 月にはWHO による風車騒音を含む欧州向けの環境騒音に関するガイドラインも改定され、新たな検討事例に関する発表は少なかった。アメリカからは、Mark Bastasch 氏を筆頭に、3名の発表者が交代して規制、実態、予測に関する現状がそれぞれ報告され、イギリスからは都市内にある建物に組み込まれた小型風車からの音の発生・伝搬に関する発表、ドイツからは風車騒音に含まれる低周波音の影響を検討している大型プロジェクトの経過報告があり、50名余りの各被験者に協力を得て、8時間程度のかなり長い時間にわたる聴感実験を実施しているとの計画が発表されており、今後の研究成果が待たれる。また、チリでもここ数年、実態調査が精力的に行われており、今回の会議でも2件の発表があった。韓国からは私と同様、風車騒音に含まれる純音性成分に着目した発表があり、実測調査および分析方法に関する報告があった。私は純音性成分の簡易的な評価方法を提案し、アメリカのRobert Hellweg 先生からは今後の検討に対するアドバイスを頂いた。  今回の会議から講演発表中のスライド等の撮影や録音が禁止されたが、日本の音響学会同様、徹底はされていないようであった。
 シカゴの街は、有名な建築家ミース・ファン・デル・ローエ(Ludwig Mies van der Rohe)による連邦政府ビルをはじめとする超高層ビルが建ち並び、その間を縫うように運河が流れ、地上や地下をループと呼ばれる電車が走り、道路が走り、地震の多い日本では造られることがないであろう景色が広がっていた。また、郊外には、フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright) の自邸(図6)や数々の住宅、ミース設計によるイリノイ工科大学の建物等もあり、その造形美に魅せられた。 また、ステーキハウスでの付け合わせなしの16 oz(約 450 g)のステーキやボールいっぱいのサラダ、あまり美味しそうには見えない色鮮やかなカップケーキ等、量も見た目も圧巻のアメリカ食文化も楽しかった。
(建築音響研究室 横山 栄)

図6 建築家フランク・ロイド・ライト邸

 今回のシカゴへの出張は、私にとって小林理研に入所して2回目の国際学会である。研究者たる者、その成果を世界に広く公開するのは非常に重要なことであるが、日本語でのコミュニケーションもままならない私にとっては、国際学会での研究成果発表は非常に心的ハードルの高いイベントでもある。ここ数年に渡ってJAXAと共同で実施している研究テーマにおいて、国際的にも興味を持ってもらえそうな成果が得られたことから、清水の舞台から飛び下りるつもりで発表を決意した。私の発表は、マイクロホンアレイ(使用したものはマイクロホン数が195 chもあり、そのアレイ直径30 mにもおよぶ!)という測定装置とBeamformingという信号処理方法を用いることによって、飛行機から発生する騒音をその発生部位毎に分離し、その結果から騒音予測のための音源モデルを作成する方法について検討したものである。プレゼン自体は前日の深夜まで準備・練習した甲斐があったのか大きなトラブルなく終えることができたが、会場から出たいくつかの質問に対しては伝えたいことを上手く言葉に出来ず、状況を見かねた共著者のサポートによってなんとかその場は収束した。セッション終了後にも興味をもったアメリカの研究者が質問をしてきてくれたが、あまりに意思疎通がはかれない状況に苦い表情をする彼の顔が、帰国した今でも頭の中から離れない。もし次の国際学会での発表が許されるのであれば、その時こそは、忘れられないあの表情を充実した笑顔に変えたい。
 私が特に注目した発表は、ラウドネスの評価方法をベースとした新しい純音性成分の評価方法に関する研究である。ドイツの研究者が開発したこの方法は、相関を用いて純音性成分を効率良く抽出し、それに重み付けを加えたラウドネスで心理的な純音卓越度を評価するようである。既にECMA-74(Ed.15, 2018)にも採用されており、今後の動向に注目してきたい。
 最後にシカゴの街の様子を少しだけお伝えしたいと思う。シカゴにはCTA と呼ばれる公営企業が運営している高架鉄道網が張り巡らされている。高架の構造は、鉄道騒音が問題となる日本とは大きく異なり、ほとんどの区間が無道床橋梁であった(図7)。実際に乗車してみたが、ループと呼ばれる環状線区間に存在する90 度 コーナーを走行中は、列車が倒れて落下してしまうのではないかと少し不安になった。電車から降りて乗車していた電車を見送ると、想像通りの大きな鉄道騒音がダウンタウンの街に響き渡っていた。
(騒音振動研究室 小林知尋)

図7 高架を走るCTA(シカゴ交通局)「Chicago "L"」

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