6.社会調査

○ 社会調査や聴感実験による騒音の評価法の研究
 騒音に係わる環境影響評価を的確に行うためには、人に対する騒音の影響がよく分かっていることが必要です。社会調査は、長年の実生活の中で形作られた騒音に対する住民意識を明らかにすることを目的として行います。実験室での聴感実験は、騒音の大きさ、発生回数、音色といった特定の要素に着目してその影響を調査します。最近では、できるだけ実生活に近い条件下で騒音影響を調査するため、実際の騒音現場で聴感実験を行うこともあります。

(複数の騒音源が混在する地域での社会調査の結果)

 
(実際の騒音現場における聴感実験) 
(防音室内での聴感実験)

 

○ 研究成果等

睡眠影響に関するアンケート調査
(日本音響学会2008年秋季研究発表会講演論文)

インターネット及び地理情報システム(GIS)を用いた交通騒音に係る社会調査手法の開発
平成18,19年度環境省委託業務報告書 抜粋)

インターネットとGIS を利用した社会調査手法の有効性について
(日本騒音制御工学会平成20(2008)年秋季研究発表会講演論文)

Availability of a newly developed social survey method on noise using the Internet and the geographic information system (GIS)
(inter-noise 2007講演論文)

 

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