無響室
 音響実験には欠くことのできない設備で、外部から侵入する騒音や振動を遮断した構造になっている。内部の全壁面は音の反射を完全に吸音するために高性能の吸音材料によって仕上げられている。この無響室に使われている吸音材料は60cmの厚さのガラス繊維であるが、表面から奥まるに従って材料の密度を高くすることにより、あらゆる角度からの入射音に対して効率の良い吸音性能を実現している。
主要諸元  
外部遮音構造 :200mm鉄筋コンクリート 
防振構造   :防振ゴム 
内部遮音構造 :9mm石膏ボード2層 
内部吸音層  :グラスウール600mm特殊吸音構造 
内法寸法   :6m×5m×4.5m 
扉駆動方法  :電動式引出構造 
       

−もどる−