斜入射吸音実験室

 音響材料の吸音率には、残響室法吸音率、垂直入射吸音率や斜め入射吸音率などがある。この試験室では、特定の入射方向の音に対する吸音率すなわち斜め入射吸音率を測定する。入射角は、0°〜45°の15°ピッチで変化させることができ、材料以外からの反射音を防ぐために室内の壁および天井は十分な吸音処理を施してある。音源には、長時間伸長パルス(TSP)信号を用いており、十分大きなS/Nをもつパルスを発生することができる。

 

主要諸元  
容積  : 7m×8m×6m
吸音仕様(壁,天井) : グラスウールボード300mm厚 寒冷紗貼り



 

−もどる−